アスペルガールのどっこい生きてる日々

52歳、女性、バツイチ独身、そして、アスペルガー2級です。発達障害のある人が、社会で暮らしていくにはどうすればいいか、具体的に紹介していきます。発達障害の方、発達障害のお子さんをお持ちの保護者の方に、是非来ていただきたいと思っています。

将来の夢…障碍者向けの不動産屋さんを開きたい

以前、ちょっと書いたことがあるのですが

私の将来の夢のお話です

 

アスペルガーは勉強、というか

興味のある知識を頭にインプットするのは

かなり得意です。

なので

あまり難しくない国家試験なら、そう苦労せずに

合格することができます。

私もそのクチで

実は、宅建主任者(早く言うと、不動産屋さんを開業できる資格です)を

学生時代に取っています。

ですが

初対面の人と話すのは、アスペルガーにとっては

大の苦手科目

おまけに、とっさの判断ができないので

運転免許を持っていないこともあって

実際には、不動産とは縁もゆかりもない仕事についています。

 

ですが。

私が塾を停年になったら(あと八年です)

これは、かなり本気で考えているのですが

障碍者専門の不動産屋さんを開いてみたいと思っています。

 

特に。

現在、空き家は社会問題となるほど増えているのに

障碍者が借りたいと申し出ると、障害を理由に断られることが多いから

隠して借りなくてはいけない、ということが多いようです。

 

これを、うまく結び付けられないだろうか、というのは

かなりまじめに考えています。

特に、大家さんが心配しているのは

部屋で自殺されるのではないか、賃料が滞るのではないか

奇声を発したり、ごみ出しのルールを守らなかったりして

ご近所とトラブルになるのではないか、という点なので

逆にこの点さえクリアーできれば

何も問題はないはずなのです。

 

現在は、通常の不動産屋さんが、

「社会的弱者向けの物件も取り扱いますよ」という

スタンスのようですが

私は障碍者向けだけに絞って扱って

うまくいけば、B型の作業所の認可もいただいて

できれば、障害のある人に一緒に働いてもらって

障害者の雇用の場、もっと言えば

「あそこで働きたい」と言ってもらえるような

職場を作りたい、と思っています。

 

まだまだ、漠然とした夢ですし

不動産屋さんの経験もありませんが

いつかは、ね。

いつかは、きっと。